どこのサイトでも
ライティングでは、読みやすい文章を作らなければならないと
いわれています。
なぜ、読みやすい文章を作らなければならないのでしょうか？
WEB上の記事には、紙の記事とは違い、離脱の可能性があります。
読者は、読んでいる記事が少しでも読みにくい、と感じてしまうと
他のページへ簡単に移動できてしまうです。
そのため、WEBライティングでは
口を酸っぱくするほど
「読みやすい文章を作りましょう」と言われているのです。
今回の記事では
初心者でも簡単にできる
読みやすい文章を作るポイントをご紹介します！
空白行を入れる
文字がズラリと並んでいると読みにくいですよね。
そこで、適度に空白行を入れると読みやすい文章になります。
空白行を入れるタイミングとしては、次の通りです。
余白を持たせて、読みやすい文章にしましょう。
見出し・小見出しを入れる
長い文章は、見出しや小見出しを入れることで
読みやすい文章にすることができます。
見出しや小見出しを入れることで
その段落の概要を、一目で読者に伝えることができるのです。
見出しをつけるときには、
下の図のような「3階層」の形を意識すると良いでしょう。
大見出し（タイトル） 中見出し 小見出し 大 ←――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――→ 小
大見出し（タイトル）や中見出しは、
太字にしたり、字下げにしたりすることで、視覚的にも読みやすくなります。
また、小見出しは下記のように
◆小見出し
◇小見出し
文の先頭に記号を付けることで、
大見出しや中見出しとの違いをはっきりとすることができるのです。
目次を作る
段落やテーマが多数にわたる場合
最初に目次を作成すると長い文章でも、読みやすい記事になります。
WEBサイトならば、この記事のように
目次と見出しをリンクさせることができます。
読者は、目次から読みたいページにワンクリックで飛ぶことができるので
ストレスなく、知りたい情報を取得できるのです。
漢字・ひらがな・カタカナを使い分ける
日本語には、漢字・ひらがな・カタカナがあります。
それぞれの文字には、読者に与えるイメージに違いがあるのです。
次の表に、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。
| 漢 字 | ひらがな | カタカナ | |
| メリット | きっちりとしてる | 読みやすい | スマートに見える |
| デメリット | 難しい | 幼い印象になる | 頭に入りにくい |
それぞれが読者に与えるイメージに、違いがあることが分かりましたか？
漢字・ひらがな・カタカナは
イメージの違いを理解したうえで、使い分けるようにしましょう。
たとえば…
記事のターゲットが若者の場合は、ひらがなやカタカナを使う
記事のターゲットが高齢者の場合は、漢字を多用する
といったように、ターゲットによって使い分ける工夫が必要です。
ただ、漢字・ひらがな・カタカナを使い分けるときは
表記の統一や全体のバランスに注意するように気をつけましょう。
体言止めでリズミカルな文章にする
体言止めとは、名詞や代名詞で語尾を止める方法のことです。
文章をリズミカルにする体言止め。
それは、語尾を名詞や代名詞で止める方法のことです。
体言止めを使うことで、言葉に余韻が生まれます。
この余韻が、文章をリズミカルにしてくれるのです。
ただ、体言止めを多用しすぎると
文章全体が投げやりに見えてしまったり
丁寧ではない印象になってしまったり、デメリットもあります。
記事を依頼されているときは、
ライティングのルールを確認するか、クライアントに直接確認すると良いでしょう。
重複表現は避ける
まず、一番最初に気を付けたいのが、重複表現です。
上の文章には、なにか違和感がありませんか？
文章の冒頭で使われている「まず、一番最初に」というのが、重複表現です。
「まず」「一番」「最初」の、言葉の意味が重なってしまっています。
ライティングでは、このような重複表現は避けたほうが良いとされています。
ほかにも、重複表現の例として
などがあげられます。
使わないように気をつけましょう。
表現を繰り返さない
文末表現を繰り返すと幼稚な印象になってしまいます。 文章のテンポが悪くなるので、文末の表現は変えたほうがいいと考えます。 文章が単調にならないように気を付けて使用したほうがいいと考えます。
上の文章を読んでどう感じましたか？
文末表現がすべて「ます」で繰り返されているので、
読みにくく感じたかと思います。
「です・ます」などの文末表現はなるべく繰り返さないようにしましょう。
また、同じ言葉で文章を終える（上の例だと「考えます。」）
というのも、読みにくくなる原因です。
文末表現を繰り返すと幼稚な印象になってしまいます。 文章のテンポが悪くなるので、文末の表現は変えたほうがいいです。 文章が単調にならないように気を付けて使用するようにしましょう。
文末表現を変えただけで、文章のイメージがグッと変わったのが分かりますか？
ただ、「です・ます調」と、「だ・である調」など
統一すべきところは統一するということは忘れないでください。
コメント